トラック用LEDマーカーランプおすすめ12選！種類と選び方を解説

2023年3月3日

マーカーランプには数多くの製品があり、色・形状とも様々なものが販売されています。選択肢が多く、どれを選べばいいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ランプ類には法律で細かく規定があるため、間違った取り付けを行えば車検に引っかかってしまいます。こちらの記事では、マーカーランプの種類や選び方・おすすめ商品について、法令も交えながら詳しく解説します。

トラックのマーカーランプの種類とは？選び方のポイント

マーカーランプを選ぶまえに、「側方灯」の取り付け義務があるかどうかを確認しましょう。保安基準では「長さ6メートルを超える普通自動車」には、側方灯または側方反射器を備えなければならないとされています。側方灯としてマーカーランプを取り付ける場合は、色が橙色でECE規格認証を取得したものなどの制限があるため注意しましょう。

側方灯ではなく「その他の灯火」として取り付ける場合は、規制が緩くなるためドレスアップを目的として取り付けることも可能です。

色から選ぶ

マーカーランプには青や緑などの製品も販売されていますが、機能部品の側方灯としてトラックに取り付ける場合は、橙色でECE規格認証を取得したものでなければなりません。しかし、側方灯としてマーカーランプが使用される例はほとんどなく、側方反射器で代用されることが一般的です。

今販売されているマーカーランプは、橙色も含めてECE規格認証取得品ではありません。つまりその他灯火として、機能（サイドを明るくしたい）やドレスアップ目的の商品です。

「その他の灯火」の基準をクリアしていれば、好みの色を自由に選んで問題ありません。

形状から選ぶ

マーカーランプには砲弾型（ドーム型）とフラット型があります。砲弾型とは、レンズの形状が丸天井になっているマーカーランプです。車体の外側へ突き出すような形で取り付けられるため、広範囲から見通すことができます。フラット型は長方形のような平らな形状をしたもので、サイドマーカーと呼ばれます。

上記のように、側方灯として取り付け義務があるトラックにマーカーランプは選ばないので、形状も機能や好みで選んで問題ありません。

光源（LED・電球）から選ぶ

マーカーランプの光源は「LED」か「電球」ですが、最近ではLEDの製品が多くなってきています。LEDは電球と比較して寿命が長く、消費電力が少ないという特徴があります。価格は高めですが、性能面では電球よりもメリットが多いでしょう。

LEDは電球よりも明るいのが特徴ですが、保安基準には「照射光線は、他の交通の妨げないものであること」と明記されており、明るすぎる場合も指摘を受ける可能性があるので注意しましょう。

レンズの材質から選ぶ

マーカーランプのレンズの材質は、「ガラス」か「樹脂」です。樹脂はいわゆるプラスチックのことで、「アクリル」や「PMMA」と表記されていることもあります。加工が簡単で比較的安価なため、多くの製品のレンズに樹脂が採用されています。

　　　

　　　

	メリット	デメリット
樹脂	・価格が安い ・軽い ・衝撃を受けても割れにくい	・紫外線の影響で曇り、黄ばむ ・表面に傷が付きやすい （年数が経つと見た目が悪くなりやすい）
ガラス	・曇らない ・表面に傷が付かない （年数が経っても劣化しない）	・価格が高い ・衝撃で割れやすい

性能の特徴から選ぶ

マーカーランプは、防水されている製品を選ぶのがおすすめです。マーカーランプは車外に設置するものなので、雨が降ったりタイヤが水を巻き上げたりしたときに濡れてしまいます。防水されていない製品を選ぶと内部が浸水してしまい故障する可能性があるため、防水性のあるマーカーランプのほうが安心して使用できるでしょう。

防水加工されている製品のほうが価格は高めになりますが、故障して何回も購入し直すよりは経済的といえます。

おすすめのトラック用LEDマーカーランプ12選

マーカーランプは夜間の安全性を確保するのに大切な灯火のため、明るさや耐久性などが優れたものを選びましょう。おすすめのマーカーランプを12種類ご紹介します。

JB 激光 LSL-201Y LEDクリスタルハイパワーマーカー イエロー／イエロー

JB激光シリーズは超高輝度SMD LEDを搭載しており、通常のLEDマーカーより明るいのが特徴です。LEDユニットを内蔵した二重構造のマーカーランプで、レンズ内部の曇りを防止する防水通気仕様となっているため、水濡れや温度変化に強くなっています。配線も1本だけなので、接続ミスすることなく簡単に設置可能です。

JB 激光 LSL-211Y LEDクリスタルハイパワーマーカー2 クリア／イエロー

激光シリーズの「LEDクリスタルハイパワーマーカー2」は、交換可能なガラスレンズの内側に、インナーレンズが色付きになっています。アウターレンズがクリアなので、点灯していないときでも見た目がきれいなマーカーランプです。外側レンズは交換できるため、損傷した場合でも最小限の修理で済みます。

LEDクリスタルEマーカー 24V 黄

防水性能（IP65）を備えた、LEDマーカーランプです。消費電力が低く、安価なのが特徴です。内部導光体によって、レンズの内部が全体的に明るく光ります（特許出願済）。ガラスと比べて軽く、割れにくいアクリルレンズが採用されています。

LEDクリスタルSマーカー 24V 黄 防水型

アクリルレンズの、LEDマーカーランプです。レンズとベースの接着面や配線出口が防水加工された完全防水型のため、内部に侵入した水分や結露が抜けません。配線結線部は、防水熱収縮チューブや防水ブチルテープなどで、防水処理を確実に行ってください。

LEDアクリルマーカー 輝ら 24V 黄 (黒ベース) SM-10A

アクリルレンズの、LEDマーカーランプです。ガラスレンズと比べて軽量で、衝撃を受けても割れにくいのが特徴です。「LEDアクリルマーカー 輝ら 24V 黄 （黒ベース） SM-8A」のマイナーチェンジ品で、外観やサイズに変更はありません。

LEDアクリルマーカー 輝らパート2 24V 黄 (黒ベース)

アクリルレンズの、LEDマーカーランプです。レンズのトップ部分が平らになっており、高さが68mmと低いのが特徴です。この珍しい形状から、他のマーカーランプでは車体の全幅2,500mmの適合が難しいトラックへの取り付けに向いています。本製品は、浜名ワークスに純正採用されています。

ヤック LEDドームマーカー CE-451 140mm 24V イエロー

アクリルレンズの、LEDマーカーランプです。レンズが二重構造になっており、インナーレンズにより光が拡散されているのが特徴です。レンズの交換が可能なため、アウターレンズが損傷した場合でも最小限の修理ができます。

LEDマーカー SA-ML 24V 黄

日本フルハーフ純正のLEDマーカーランプです。日本フルハーフの純正マーカーランプは2020年1月頃より、旧型のLEDマーカー 「MK-0324」から本製品に変更になっています。旧型の製造は終了しており互換性もないため、交換するときは注意してください。

LEDマーカー アルファー 黄 24V 防水型

アクリルレンズの防水LEDマーカーランプです。レンズが取り外せるため、損傷したときはレンズだけの交換が可能です。ベースに向かってレンズを回転させるだけで、簡単にレンズの脱着を行えます。防水用のOリング（ゴム性のリング状パッキン）と通気シートの働きで、レンズ内部が結露しにくくなっています。

LEDマーカー KB45 黄 24V 防水型

アクリルレンズの防水LEDマーカーランプです。パブコ純正のLEDマーカーランプとして採用された事があります。耐久性が高く、水濡れや振動に強いのが特徴です。さらにレンズの交換が可能なので、損傷した場合でもレンズだけの修理ができます。ベースに向かってレンズを回転させることでレンズの脱着が可能で、側面に付いているビスを締め込むことで強く固定することができます。

小糸 LEDマーカー&アンダーライト SMLUL-24Y イエロー

従来の砲弾型（ドーム型）とは形状が全く異なるマーカーランプです。上部のマーカーランプのほかに、白色のアンダーライトを備えているため、ドライバーがミラー越しで車両の全幅、全長を確認しやすくなっています。夜間の視認性がよくなり、運転の安全性に貢献します。

JB 激光 LSL-501Y LED角BIGマーカー イエロー

フラット型のマーカーランプです。極限の明るさを実現しており、夜間の視認性がよいため車幅の確認を行いやすくなっています。レンズの脱着が可能で、防水性能（IP65）かつ基板には防水処理を施しているため水濡れで故障する心配がありません。

LEDマーカーランプならヤマダボディーワークスへ

マーカーランプはトラックの夜間の安全を守る、重要なランプの1つです。法律では安全性を確保するため、色などが細かく規定されています。マーカーランプの交換を行うときは製品を正しく選択し、取り付けなくてはなりません。

ヤマダボディーワークスでは視認性がよいLEDマーカーランプを数多く販売しており、レンズ単品やゴムリングといった周辺用品の取り扱いもあります。インターネットやFAXからも注文できますので、ぜひご活用ください。

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