トラックの荷台に使われる部品を徹底解説
2024年3月11日
トラックの荷台には数多くの部品が取り付けられています。安全性を高める部品や、トラックの劣化を防ぐための部品、法令遵守に不可欠な部品など、用途もさまざまです。
また、トラックは大きさや架装の形状、使用用途などが多岐に渡るため、使用する部品もそれぞれ異なります。
こちらでは、トラックの荷台の部品を網羅的にご紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
トラックの荷台に使われている部品
トラックの荷台に使われている部品を、以下の3つに分類して紹介します。
- ・荷台を構成する不可欠な主要部品
- ・荷台で行う作業を補助する部品
- ・装着が義務付けられている部品
順番に見ていきましょう。
荷台を構成する不可欠な主要部品
まずは、トラックの荷台を構成するために欠かせない、重要な部品を紹介します。
アルミブロック用蝶番
「アルミブロック用蝶番」は、アルミ製のアオリと荷台を連結している部品です。アオリを開閉する際の軸としての役割も果たしており、平ボディやウイングボディのトラックには欠かせない部品です。
アルミブロック用蝶番にはいくつもの種類があり、取り付ける位置やアオリの形状、床板との位置関係などによって適切な製品を選択する必要があります。
上記画像の「ステンレスブロック蝶番 中溝 サイド φ13ピン L」はサイド左用、中溝のアルミブロック用の蝶番です。
アオリ蝶番・蝶番ピン
「アオリ蝶番・蝶番ピン」はアオリと荷台を連結し、開閉の軸となる部品です。アオリ蝶番・蝶番ピンには、形状やサイズなどが異なる様々な種類が存在します。種類によって取り付け位置や強度、機能が異なるため、用途に合わせて適切な製品を選ぶ必要があります。
「アオリ蝶番ピン 丸頭 12.7×100mm」は、蝶番ピンの固定に必要なワッシャと割りピンが付属しています。蝶番ピンや割りピンは摩耗やサビなどによって劣化するため、定期的な点検と交換が必要です。
>ヤマダボディーワークス アオリ蝶番、蝶番ピン一覧
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ウイングロック
「ウイングロック」は、ウイングボディのトラックに使われている部品です。荷台のウイングが閉じているときに、ウイングが開かないよう架装の躯体やアオリに固定する役割があります。ウイングを開く際は、ウイングロックのハンドル部分を引くことでロックを解除できます。
ウイングロックには「分離型」「中間部小型」「一体型」といった種類が存在し、「セイコーホルダー」は「中間部小型」に該当します。セイコーホルダーは本体の下部にあるジャンドルを操作するだけで、ウイングのロックや解除を簡単に行えます。
>ヤマダボディーワークス ウイングロック・セイコーホルダー一覧
エビ金ハンドル(バネカン)
「エビ金ハンドル」は、アオリを閉じた状態で固定するための部品です。アオリを開く際は、ハンドル部分を引くことで固定を解除できます。エビ金ハンドルは「バネカン」や「アオリキャッチ」と呼ばれることもありますが、全て同じ種類の部品を指しています。
エビ金ハンドルは構造の違いによって「丸棒式」「打抜式」「プレス」といった種類があり、サイズも製品によって異なります。「エビ金打抜式 AB型 L=270mm」は名前のとおり全長が270mmあり、エビ金ハンドルの種類の中では中間のサイズです。
>ヤマダボディーワークス エビ金ハンドル/バネカン一覧
アオリハンドル、チェーン掛、足掛
「アオリハンドル」は、エビ金ハンドルと同じく、アオリが閉まった状態で固定するための部品です。アオリハンドルの操作でアオリの固定を解除し開けられるようにできます。
「チェーン掛」は、リヤのアオリを床面と水平に固定する部品です。一般的にチェーンと組み合わせ、トラックの荷台より長いものを積むために使用します。「足掛」は荷台に乗り降りする際に、足を掛けるためのステップのことです。
「五方開ハンドル 本体」は、アオリハンドルのひとつです。軸を起点にハンドル部分を回転し、アオリに引っ掛けることで固定ができます。
>ヤマダボディーワークス アオリハンドル、チェーン掛、足掛一覧
エビ金受(バネカン受)
「エビ金受」とは、アオリを閉めた際にエビ金ハンドルを引っかけるための受け金で、「バネカン受」と呼ばれることもあります。形状の違いによって、「エルボ型」「エルボ型(鍛造)」「プレス型」があります。
「エビ金受エルボ 12.7mm」は、直径が12,7mmのエルボ型のエビ金受けです。エルボ型は、丸棒(丸鋼)をL字に折り曲げた形状をしています。
>ヤマダボディーワークスエビ金受/バネカン受一覧
アオリ受金
「アオリ受金」は、アオリを閉じて固定する際に、アオリハンドルやエビ金を引っかけるための部品です。アオリはアオリ受金を介してトラックの躯体に固定されますが、重量物の積載時やラッシングレールを設置して引っ張る場合など、アオリには大きな力がかかります。アオリ受金は、そういった力を吸収し、負荷に耐えられるようにする役割もあります。
「アオリ用受金 9×50 首のみ R」は、右サイドのアオリを固定する際に使用できるアオリ受金です。アオリの形状やアオリハンドルの太さなどによって、適合するアオリ受金は異なるので、適した種類のアオリ受金を選択してください。
>ヤマダボディーワークス アオリ受金一覧
戸当たりゴム
「戸当たりゴム」はアオリを開いたときに、アオリが床枠やサイドバンパーに直接当たらないようにするための緩衝材で、戸当たりゴムはアオリのすぐ下に取り付けます。戸当りゴムがないと、アオリを開けた時に金属同士が直接ぶつかってしまうため劣化を早めてしまいます。
「当りゴム 50×30mm」は直径が50mm、高さが30mmのシンプルな戸当たりゴムです。ヤマダボディーワークスでは、他にも直径や高さの異なる戸当たりゴムを取り扱っているため、アオリや架装の形状に合わせて適した種類を選択できます。
>ヤマダボディーワークス 戸当たりゴム一覧
扉蝶番
扉蝶番は、トラックの荷台についている扉を開閉する際の軸となる部品です。トラックは種類によって観音扉や跳ね上げ扉といった種類の扉が取り付けられており、それぞれ適した扉蝶番が使われています。観音扉蝶番だけでも多くの種類があり、扉の大きさや設置位置によって適した蝶番は異なります。
「270度バン蝶番 2t、4t用 イカ型 R」は、2tトラックと4tトラックのバンボディのトラックに使用できるリヤ観音扉蝶番です。
>ヤマダボディーワークス 扉蝶番一覧
扉ストッパー(あおり止め)
「扉ストッパー」は、観音扉を開いた際に、観音扉と架装を固定するための部品です。観音扉を開いた状態で固定せずに作業を行っていると、道路の傾斜や風の影響で扉が意図せず開閉してしまうことがあります。トラックの観音扉は重量があるため、勢いよく挟まってしまうと重大事故に繋がる恐れがあります。
「90度ストッパー 丸棒式 本体」は扉ストッパーの本体となる部品で、左右兼用部品です。「90度ストッパー 受ゴム テープ式」と組み合わせて使用できます。
>ヤマダボディーワークス 扉ストッパー一覧
ハンドルロック
ハンドルロックは観音扉を閉めた時に、観音扉を開かないようにロックするための部品です。ハンドルロックの鍵を開け、ロック部分の下部を押し込むとハンドルが固定されている上部が解除されます。
「ハンドルロック 2001 鍵付き シルバー(H=33.2mm)」は、厚みが33,2mmのハンドルロックです。「ハンドルロック 2002 鍵無し シルバー(H=33.2mm)」という鍵がついていないタイプの製品もあります。
>ヤマダボディーワークス ハンドルロック一覧
ガススプリング/ガスダンパー
「ガススプリング/ガスダンパー」はトラックの跳ね上げ扉に取り付けられており、跳ね上げ扉の開閉を補助したり、全開状態で保持したりする役割があります。ガススプリングやガスダンパーの内部には高圧ガスが封入されており、ガスの圧力を利用して跳ね上げ扉を押し上げています。
「カヤバガススプリング/ガスダンパーK-2741取付金具付(トキコY2333・Y2155互換品)」は、長年トラックの跳ね上げ扉に使われてきたトキコガススプリング/ガスダンパーの互換品として使用できるガススプリングです。なお、トキコガススプリング/ガスダンパーは、メーカーの生産が終了しています。
>ヤマダボディーワークス カヤバ・HANIL PRECISIONガススプリング/ガスダンパー一覧
ダンプ用上部受け・上部シャフト
「ダンプ用上部受け・上部シャフト」は、ダンプのリヤアオリを閉じた状態でアオリの上部をロックしたり、解除したりするための部品です。ダンプ上部受けのハンドル部分を上下に操作することで、上部シャフトを入れたり出したりすることができます。また、リヤアオリの下側のロックを解除した際は、ダンプ用上部受け・上部シャフトが軸となり、リヤアオリの下側が開閉するような動きをします。
「ダンプ上部受 2t用 L」は、2tダンプの左側に使用できる上部受けです。ダンプ用上部受け・上部シャフトは左用と右用に別れていることが多いため、左右どちらが必要かを確認してから選択しましょう。
>ヤマダボディーワークス 2tダンプ用上部受け・上部シャフト、テールゲートヒンジ一覧
ダンプテールゲート用ヒンジ
「ダンプテールゲート用ヒンジ」の役割は、ダンプ用上部受けと似ており、ダンプのリヤアオリの上部を固定するための部品です。ダンプ用上部受けとの大きな違いは、ダンプテールゲートヒンジはヒンジ部分が外れない構造になっていることです。ダンプ用上部受けは上部シャフトを外したり固定したりできるため、アオリの上開きが可能です。一方、テールゲートヒンジは外れない構造となっているため、アオリの上開きができません。
「ダンプ新型ヒンジ L」は、大型ダンプに使用できるテールゲートヒンジで、左側にとりつけられます。
>ヤマダボディーワークス 4tダンプ用上部受け・上部シャフト、テールゲートヒンジ一覧
>関連記事:ダンプトラックの荷台部位と荷台に使用される部品の名称一覧
フェンダー
フェンダーは、タイヤの上部についている部品で、タイヤの遠心力で巻き上げた水や砂などから車体を守るための役割があります。トラックのフェンダーには六角形を半分にした形状の「角形フェンダー」、半円形の「丸型フェンダー」、天井部分がなく前後部分のみの「スプラッシュフェンダー」という種類があります。
「角型フェンダー 4tダンプ用」は、鉄製ホンデ鋼板で作られた4tダンプ用のフェンダーです。フェンダーは過酷な環境下で使われる部品のため、腐食に強いSUS304というステンレス製の製品もあります。
>ヤマダボディーワークス フェンダー一覧
シャーシ関連パーツ(シャーシUボルト)
シャーシUボルトは、トラックのシャーシと架装の縦根太を固定するためのボルトです。形状がアルファベットのU字の形をしていることから、Uボルトと呼ばれます。
「シャーシUボルト 2t用 L=300mm(ナット4個付)」は、2tトラッククラス向けの内寸長さが300mmあるUボルトです。どれくらいの長さのUボルトが必要か知りたい場合は、以下の計算で求めることができます。
シャーシUボルトの内寸=シャーシの高さ+スペーサーの高さ+縦根太の高さ+40mm(座金とダブルナットの寸法)
同じ長さのシャーシUボルトがない場合は、10mm長いものを選択してください。
>ヤマダボディーワークス シャーシUボルト 2t用一覧
荷台で行う作業を補助する部品
続いて、トラックの荷台で作業をする際の利便性が向上する補助部品を紹介します。トラックの種類によっては不可欠な部品もあるため、ぜひ参考にしてください。
アオリ開閉補助装置(セイコーラックなど)
「アオリ開閉補助装置」は、内蔵されたスプリングの力でアオリの開閉を補助するための部品です。トラックのサイズや素材にもよりますが、アオリは重量があるため人力で開閉するのが困難な場合もあります。有名なアオリ開閉補助装置には、「セイコーラック」「アオリバランサー」「パワーラック」「エクセレント」といった製品があります。
「セイコーラック 本体 SRC(48782) A260STD SRCM-1260A1-11 普通型」は、自動車精工株式会社から販売されているアオリ開閉補助装置です。セイコーラックには、中型車からトレーラーまで幅広く取付けができるSRC型と、小型車や低床車に適したSRN700型の2種類があります。
>ヤマダボディーワークス セイコーラック一覧
>関連記事:トラックのアオリの開閉が重い!軽くする方法を解説!
ロープ通し
「ロープ通し」とは、アオリの下側に開けられたロープを通すための穴のことです。ロープ通しにロープを通してロープフックにロープを締めることで、荷物を固定することができます。ロープ通しはアオリに穴開け加工を行い、穴の縁にアオリに適合した枠を取り付けます。枠の形状は円状になっているタイプと、馬蹄形があります。
「ロープ通し 小穴 2t用」は、平ボディー標準アオリ用のロープ通しです。小穴タイプ外板とアオリ合板が貼り合わせのタイプに使用できます。
>ヤマダボディーワークス ロープ通し一覧
ラッシングレール
「ラッシングレール」は、バンボディやウイングボディの荷台内側に取り付けられているレールです。ラッシングレールに開いている穴に、ラッシングベルトやラッシングビームを引っかけて使用します。ラッシングレールには縦に使用する標準的なタイプや、横方向にも使えるクロスレール、床枠に設置する床埋め込み用といった種類があります。
「ラッシングレール L=3200mm(穴付)」は、長さが3200mmの標準的なラッシングレールです。ラッシングレールを取り付けるための穴が開いていますが、穴取付穴がないタイプの製品もあります。
>ヤマダボディーワークス ラッシングレール一覧
ラッシングベルト
「ラッシングベルト」は、バンボディやウイングボディのトラックの荷物を固定するための部品です。ラッシングレールと組み合わせて使うことで、荷物を簡単に強い力で固定することが可能です。使用する際には、ランシングベルトの先端に付いているワンピースと呼ばれる端末金具をラッシングレールに引っかけ、ラチェット式の締め付け器具を用いてベルトを締め込みます。
「ラッシングベルト LSR50 ST10-30TS ワンピース」はベルト幅が50mm、固定側ベルトが1m、調整側ベルトが3mのサイズのラッシングベルトです。ワンピースの端末金具が付属しています。
>ヤマダボディーワークス ラッシングベルト一覧
>関連記事:ラッシングベルトの使い方を間違えると危険!正しい手順や注意点を解説
ベンチレーター
「ベンチレーター」は、トラックの庫内の空気を入れ替えるために設置されている換気口です。ベンチレーターには、温度や気圧などを利用して空気を入れ替える自然吸気型と、電動ファンが内蔵されており強制的に空気の流れを発生させる強制換気型があります。
「ベンチレーター 開閉式」は、ドライバンやドライコンテナの換気用として使用できるベンチレーターです。「FRP製 ベンチレーターカバー」と組み合わせて使用することで、庫内に雨水を侵入しづらくできます。
>ヤマダボディーワークス チェーン吊、ベンチレーター、スライド3段ステップ、ラッシングステップ、モドムプルステップ、窓枠一覧
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スタンションガイド
「スタンションガイド」は、スタンションを差し込むための部品です。スタンションとは、主にトレーラーの荷台に使われている部品で、木材や鋼材といった長物を積載した際に荷崩れしないようにするための角パイプ上の仕切り柱です。
「スタンションガイド本体 100×100×200mm 鋼材運搬用」は、ガイド内寸が102×102mm、高さが200mmのスタンションガイドです。スタンションガイドには木材運搬用と鋼材運搬用があるため、取り付けを行う際は用途にあったものを選択する必要があります。
>ヤマダボディワークス スタンションガイド(鋼材運搬用・木材運搬用)、戸田式ステッキ(丸太原木固定装置)一覧
ダンプ中間金具
ダンプ中間金具は、ダンプアップ時にリヤアオリが落下しないようにするための部品です。ダンプはダンプアップするとリヤアオリの下側のロックが外れるため、上部受けのロックを開けていると、リヤアオリの支えがなくなってしまうため落下します。ダンプ中間金具をリヤアオリの下側に取り付けることで、ダンプ中間金具が軸となり、アオリの下開きができるようになります。
「ダンプ中間金具 2t、4t用 新型 メッキピン・ピン受付」は、2tダンプや4tダンプに使用できる中間金具です。ピンの表面に、サビが発生しづらいようにメッキ加工されています。
>ヤマダボディワークス その他ダンプパーツ・ダンプ部品、コンテナパーツ一覧
工具箱
トラックの工具箱は、荷台下のスペースにステーを介して取り付けられています。工具箱の素材はステンレス製、鉄製、FRP製、木製と様々な種類があります。サイズの種類も多いため、トラックの用途や大きさに合わせて選択できます。トラックの工具箱は雨風に晒される位置に取り付けられており、厳しい環境下で使用されるため、耐食性の高い素材で作られたものがおすすめです。
「ステンレス工具箱 500×290×320mm 中間鋼種」は、NSSC180という種類のステンレスで作られている工具箱です。NSSC180は耐食性に優れ、価格変動が少ないといったメリットがあります。NSSCよりもさらに耐食性に優れた、SUS304というステンレスで作られた工具箱も多く選ばれています。
>ヤマダボディワークス ステンレス製工具箱一覧
装着が義務付けられている部品
トラックの荷台には、法令上取り付けが義務付けられている部品が多く存在します。その中でも主要な部品を紹介します。
昇降装置
昇降装置は、トラックの荷台に乗ったり降りたりする際の補助をする装置です。アオリの側面に取り付けられるステップのような簡易的な足掛けや、はしご型の3段ステップのものなど、様々な種類の昇降装置があります。2t以上のトラックには、作業の安全性のために昇降装置の設置が義務付けられています。
「ステンレスリング折りたたみステップ」は、ダンプやレッカー車などのはしご取り付けられるスペースがないトラックにも設置しやすいコンパクトなステップです。足をかける部分には、滑りづらいように表面加工がされています。
>ヤマダボディワークス アオリハンドル、チェーン掛、足掛一覧
ダンプ飛散防止装置
ダンプ飛散防止装置は、ダンプに積載された土砂などが走行中に飛散しないようにするための装置です。自動車の運転者及び使用者には道路交通法によって、貨物の飛散を防ぐための措置を行うことが義務付けられています。ダンプ飛散防止装置の種類には、手動シート掛けや電動シート掛けなどがあります
「クイック V型メタル V-22 φ22 (ニップル無)」は、田村総業株式会社が販売している自動シート掛け「クイック」の補修用パーツです。クイックはダンプの飛散防止装置に多く使われているブランドで、メタルの他にもニップルやアームなど多くの補修用パーツがあります。
>ヤマダボディワークス ダンプ自動シート掛け クイックパーツ一覧
反射鏡/リフレクター
「反射鏡/リフレクター」は、自車の存在を周囲に知らせるために光を反射させる部品です。反射鏡はライトのように発光するわけではなく、周囲の光を反射させる部品です。反射鏡はトラックに限らず、自動車の外装に取り付けが義務付けられています。反射鏡の色や大きさ、取り付け位置まで法令によって細かく規定されていますが、取り付け要件は車両の種類によって異なります。
「丸型反射鏡/リフレクター 101E 橙 (ECE認証取得品)」は、橙色で直径が60mmの円形の反射鏡です。長さが6mを超えるトラックには取り付けが義務付けられている、「側方反射器」という部品です。取り付け義務がある側方反射器は、ECE認証取得品を取り付ける必要があります。
>ヤマダボディワークス 反射鏡/リフレクター一覧
>関連記事:トラックのマーカーランプの車検規定は?押さえておくべき保安基準と注意点
大型後部反射器
「大型後部反射器」は自車の存在を後続車に知らせるための部品です。車両総重量が7t以上のトラックに装着が義務付けられています。大型後部反射器は大きく2種類に分類され、トラックやトラクターに取り付けられるゼブラ型(縞模様)とトレーラーに取り付けられる額縁型があります。
「小糸 後部反射器 ゼブラ 2分割型 NLR-2AZSN」は、ゼブラ型(縞模様)の大型後部反射器です。ECE70取得品のため、平成23年9月以降に生産および新規登録された車両にも取り付けることができます。
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マーカーランプ
「マーカーランプ」はトラックが自車の存在を周囲に知らせるために、車体の側面に取り付けているランプです。マーカーランプは「側方灯」として取り付けられている場合と、「その他の灯火」として取り付けられている場合に分けられます。「側方灯」と「その他の灯火」では法令によって色などの規定が異なるため、取り付け時に注意が必要です。
「LEDマーカー SA-ML 24V 黄」は、日本フルハーフ使用の新型LEDマーカーランプです。2019年10月頃以降の車両には、LEDマーカー MK-0324 24V 黄から本製品に切り替わってきています。
>ヤマダボディワークス マーカーランプ一覧
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表示板
「表示板」とは、事故を起こしたときに重大災害に繋がる可能性があるものを運搬する場合や特定の使用用途、特定の装備を装着している場合などにトラックに表示させるためのものです。
「速度抑制装置付ステッカー φ130mm/φ38mm(大小セット)」は、速度抑制装置を装着しているトラックに貼り付けるためのステッカーです。速度抑制装置を装着しているトラックは、ドライバーの見やすい位置と車両の後面に表示することが法令によって義務付けられています。
>ヤマダボディワークス 毒看板、ネームプレート、その他表示板
トラックの荷台部品ならヤマダボディーワークスへ!
トラックの荷台には数多くの種類の部品が使われていますが、トラックの種類や用途によって必要な部品は異なります。また、トラックによって設置が義務付けられている部品もあります。
トラックの使用過程で劣化する部品もあり、定期的に交換が必要な場合があります。ヤマダボディーワークスでは、トラックに使用されている多くの部品を扱っており、様々なトラックに適合するためぜひご活用ください。