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トラックの消火器設置は義務?消火器に関する法令を解説

2024年6月17日

危険物を運送するトラックや、乗車定員が多い車両などには、消火器の設置が義務付けられています。消火器の種類や設置方法なども法令によって細かく基準が設けられているため、適切に設置しなければいけません。

こちらでは、消火器の設置が義務付けられている車両の解説や、消火器を設置する際におすすめの周辺商品をご紹介します。

ヤマダボディーワークスでは様々な車両や消火器に適した大きさや形状の消火器ボックスを取り扱っています。ぜひご活用ください。


消火器関連パーツの商品一覧|ヤマダボディ―ワークス

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トラックに消火器を設置する義務はある?

全てのトラックではありませんが、消火器の設置が義務付けられている車両があります。設置義務がある車両は、運送物品の消火に適応することができる消火器を、安全な運行を妨げないように積載する必要があります。

積載する消火器はどのような種類でも良いわけではありません。法令により消火剤の種類及び充填料、構造、取り付け位置などについて基準が設けられています。基準に適合するよう設置しなければなりません。

消火器の設置義務がある車両とは

消火器の設置義務がある車両は以下のとおりです。

・火薬類を運送する自動車(被牽引自動車を除く)
・指定の数量以上の危険物を運送する自動車(被牽引自動車を除く)
・指定の品名及び数量以上の可燃物を運送する自動車(被牽引自動車を除く)
・150キログラム以上の高圧ガス(可燃ガス及び酸素ガス)を運送する自動車(被牽引自動車を除く)
・前各号の火薬類、危険物、可燃物、高圧ガスを運送する自動車を牽引する牽引自動車
・放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律施行規則に規定する放射性輸送物(一部抜粋)を運搬する自動車
・乗車定員11人以上の自動車
・乗車定員11人以上の自動車を牽引する牽引自動車
・幼児専用車

可燃物を運ぶトラックや乗車定員の多い車両、幼児が乗る車両には消火器の設置が必要です。

参照:道路運送車両の保安基準【2006.03.31】第47条(消火器)|国土交通省

トラックに設置する消火器に関するルール

設置するべき消火器の種類は、対応運送物品によって異なります。対応運送物品とは大きく火薬類、危険物、可燃物、高圧ガスに分けられ、それぞれさらに細かく分類されます。対応運送物品の分類ごとに、消火器に充填される消火剤の種類や量が定められています。

消火器を車両に設置する際は、走行中の振動や衝撃により、損傷したり作動したりしてはいけません。また、使用するときには容易に取り外せる必要があります。

消火器の設置位置は、火薬類を運送する自動車については見張人の使用に便利な場所と定められています。火薬類以外を運送する自動車については、運転者、運転者助手、車掌、見張り人、または取り扱い人の使用に便利な場所に設置が必要です。

トラックの消火器設置におすすめの消火器ボックス

ヤマダボディーワークスで取り扱っている、おすすめの消火器ボックスを紹介します。消火器ボックスをトラックに設置することで、消火器を安全かつ取り出しやすいように収納できます

ヤマダボディーワークスでは、現在ネット上に掲載しておりませんが、消火器本体の販売も行っています。ご希望の場合は問い合わせフォーム、またはお電話(054-261-7748)にてお問い合わせください。

なお、消火器を設置する場合、標識を所定の位置に設置する必要があります。総務省消防庁が公開している消火器具の点検要領に、以下のように標識設置に関する項目が設けられています。

ウ 標識については、消火器具設置場所の見易い位置に消火器具の種類にしたがい、「消火器」、「消火バケツ」、「消火水槽」、「消火砂」又は「消火ひる石」と表示した標識が設けてあること。

引用:総務省消防庁PDF

ヤマダボディーワークスでは標識も扱っているので、新しく消火器を設置するのであれば併せてご購入ください。


切文字ステッカー 消火器 横書タイプ

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ステンレス消火器ボックス 10型用 横型(スライド型)

ステンレス消火器ボックス

自動車用消火器10型専用の消火器ボックスです。消火器はサイズが10型や20型などの表記で分類されており、本製品は10型の消火器を収納できます。フタがスライドすることで外れる構造になっているため、消火器を使用する際は取り出しやくなっています。

ステンレスでできており、中でもSUS304という耐腐食性の高い特徴を持った素材が使われています。沿岸や積雪地など、サビが発生しやすい地域では特におすすめです。


ステンレス消火器ボックス 10型用 横型(スライド型)

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ステンレス消火器ボックス 10型用 カマボコ型

ステンレス消火器ボックスカマボコ型

自動車用消火器10型専用の消火器ボックスで、消火器を横向きに収納できます。フタが台形のような形で、大きく開くような構造になっているため、消火器を使用する際は取り出しやすくなっています。素材にSUS304が使われているため、サビに強い製品です。


ステンレス消火器ボックス 10型用 カマボコ型

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ステンレス消火器ボックス 20型用 カマボコ型

ステンレス消火器ボックスカマボコ型

自動車用消火器20型専用の消火器ボックスで、消火器を横向きに収納できます。20型の大きいサイズの消火器を横向きに収納できます。素材にSUS304が使われているため、サビに強い製品です。


ステンレス消火器ボックス 20型用 カマボコ型

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ステンレス消火器ボックス 10型用 縦型(角型)

ステンレス消火器ボックス縦型

自動車用消火器10型専用の消火器ボックスで、消火器を縦向きに収納できます。縦向きに設置するため、フタが横開きに開いて消火器を収納できます。素材にSUS304が使われているため、サビに強い製品です。


ステンレス消火器ボックス 10型用 縦型(角型)

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トラックへの消火器の設置義務まとめ

消火器の設置が義務付けられているトラックには、必ず消火器を設置しなければいけません。また、消火器を設置するためには本体を収納するための消火器ボックスや、消火器を設置していることを知らせるための標識の取り付けが必要です。

ヤマダボディーワークスでは、様々な車両や消火器に適した大きさや形状の消火器ボックスを扱っています。消火器本体(電話対応のみ)や消火器ステッカーの取り扱いもあるので、消火器を新規に取り付ける場合や交換が必要になった際はぜひご活用ください。

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