エレベーターゲート Box-in Racing 2014 新型車

2013年12月9日

ヤマダボディーワークスPROのお客様の、(株)萩原ボデー様の開発した自動車運搬車エレベーターゲート Box-in Racing 2014年の新型車を取材させて頂きました!

先ずは、動画をご覧ください。5分40秒の長編です。
今回は、車両乗り入れからプレートへの車両の固定までを含めて撮影しております。ご質問が多い、「どうやって車輌をプレートに固定するの?」にお答えしております。
※この動画は、撮影時間を短くする為にリアタイヤ1本を固定しているだけです。実際の積載時は、4本全てのタイヤを固定して下さい。

今回の新型車は、4tワイドL=6400mmのロングボディ エアサス仕様をベースに製作されております。標準ボディ長のL=6200mmから200mm延長すれば、ご覧のようにベンツクラスの車両を十分格納可能です!超大型車に対応する場合、4t車はL=7200mmのボディ長さまで延長可能ですが、積載量が少なくなってしまいます。外車も含め、殆どの乗用車に対応出来るこの仕様がスタンダードになりそうですね!
また動画のようにベンツクラスでもミラーを格納する必要が無い、2395mmもの有効開口幅を持っております。(※この新型車の最大タイヤ乗り入れ幅は、2160mmです。)

エレベーターゲート Box-in Racing 2014の駆動システム

そしてこの新型車の最大の特徴は??
外観は変わらないじゃないか!?というお客様は、音を出してご覧になって下さい。今までの「エレベーターゲート Box-in Racing」の映像と比較して、積載時の音が非常に静かだと思います。これは駆動システムを、ギアシステムから油圧システムに変更した為です。
画像が、エレベーターゲート Box-in Racing 2014年の新型車の駆動システムの心臓部である、油圧のパワーユニットです。

ギアシステムから油圧システムに変更したメリットは、以下の点が挙げられます。
○複数のギアを組み合わせていないので、故障リスクが減少する
○画像のように油圧のパワーユニットを二機設置して、一機が故障してもバックアップ出来るシステムになっている(※平常時は、二機同時に稼働しております)
○音が静か 
・・・など、油圧システムに変更した数々のメリットがあります。
また画像のように、油圧のパワーユニットの下にはオイルパンを設置し、万が一にもオイル漏れが生じても納車先のお客様の敷地を汚す事はありません。

エレベーターゲート Box-in Racin専用のラッシングベルト

そしてエレベーターゲート Box-in Racin専用のラッシングベルトで、お客様の大切な車両を傷付ける事なくプレートに固定します。このラッシングベルトは、4本が標準装備です。

【エレベーターゲート Box-in Racingのコンセプト】
「エレベーターゲート Box-in Racing」は、フェラーリ・ランボルギーニ・レーシングカー等の車高が極端に低い車をより安全スムーズに運搬するためのトランスポートキットです。トラック車体の庫内に完全に収納されますので、高級車の運搬中のキズ防止や盗難防止にも対応します。
ラジコン対応なので、作業も安全・らくちんです!

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