乗用茶刈機やFA製茶システムの大展示会「フェスタカワサキ2012」

2012年11月20日

先日、2012年11月17日~18日に行われた乗用茶刈機やFA製茶システムのメーカーカワサキ機工様の年に一度の大展示会「フェスタカワサキ2012」に参加してきました。

今回は、ヤマダボディーワークスPROが微力ながら開発のお手伝いをさせて頂いた(株)萩原ボデー様のエレベーターゲート 力自慢!の製品PR要員としての参加です。エレベーターゲート 力自慢!の詳細は、先日のブログ農機の積み下ろしを安全に!エレベーターゲート 力自慢!のご紹介で詳しくご案内しております。

展示会の会場となったのは、カワサキ機工 掛川工場です。国道一号線バイパス掛川道の駅のほど近くにありますが、山あいの静かな場所です。わたくしが参加した、11月17日は晴天で絶好の展示会日和でした。

当日は、カワサキ機工様自慢の乗用茶刈機の全ての機種が一覧出来るとあって、静岡県内はもとよりお茶が生産されている埼玉の狭山、東京の青梅、愛知、三重など遠方からもお茶農家さんがバスで大挙して訪れました。

これがわたくしが製品PRをさせて頂いた、エレベーターゲート 力自慢!です。農作業の安全をコンセプトとした本製品の関心はとても高く、農業従事者の高齢化もあいまって大勢の人に実演させて頂きました。
しかしながらお茶農家さんから口々に聞かれる言葉は、「あと5,6年この製品が早く出ていたら絶対に買ったよ!」です。

実はお茶農家さんの現状は大変厳しく、日本人の急須でお茶を入れる習慣が減っている事や、ペットボトル飲料の大幅な伸び、そして安価な輸入茶葉急増による茶市況の低迷など悪い要因を挙げたらきりがありません。こと静岡県中部地方のお茶農家さんは、一昨年の冷害、昨年や今年の原発による風評被害など、ここ数年は最悪だったようです。最近では、お茶どころ静岡のブランドもかなりすたれてしまっているのかもしれません。

わたくしも間接的にお茶農家さんに製品を売っている立場として今のお茶業界の現状は歯がゆく、なんとかならないかと常に感じております。しかし本質的には、消費者の欲しい物を提供していないというのが実情でしょう。
お茶どころ静岡の復活の為に、なにかお手伝い出来る事があれば協力していきたいと思っております。