農機の積み下ろしを安全に!エレベーターゲート 力自慢!のご紹介

2012年11月17日

本日も、ヤマダボディーワークスPROのお客様で新しいトラックの車体を積極的に開発されている(株)萩原ボデー様の新製品を取材させて頂きました!
エレベーターゲート 力自慢!は、先日のブログエレベーターゲート Box-in Racing誕生!の原型とも言うべき画期的なシステムです。

先ずは、映像をご覧ください!
この映像は、2012年11月17日に行われた乗用茶刈機のメーカーカワサキ機工(株)様で行われた展示会「フェスタカワサキ2012」での実演風景です。

エレベーターゲート 力自慢!のコンセプトは、農業用機械の積み下ろし・運搬を安全に行う事です。

静岡県はお茶の産地で、県下だけでも数百台の乗用茶刈機が保有されていると言われております。
乗用茶刈機のような公道を走れない農業用機械は、小型トラックやダンプにアルミブリッジを架けて荷台に自走積載するか、セフティローダー(スライダー)のような数百万円もする車両を買って畑まで移動させるしか方法はありませんでした。
農業従事者の高齢化が進む現代では、自走積載時のブリッジからの脱輪、転落事故が毎年起きていると聞きおよびます。また事故にならなくても、ブリッジから荷台に乗り込む際は機械が傾斜し大変不安定な状態になり、「ヒヤリ!」「ハット!」を経験する農業従事者の方が多いです。雨天では、なおさら積載作業に危険が伴います。

そこで登場したのが、エレベーターゲート 力自慢!です。
エレベーターゲート 力自慢!の特徴は、地面に近い安定した場所で農業用機械を自走積載して、トラックの荷台に設置出来る画期的なシステムです。これならアルミブリッジからの脱輪、転落事故無くなるのはもちろん、高価なセフティローダー(スライダー)を購入しても解消されない傾斜を自走積載する怖さもなくなります。

更に今まで使っていた、1.5tトラック以上をベースに設置が可能(1tトラック以下は不可)ですので、1.5t以上の小型トラックを保有していれば追加費用も少なくて済みます。また農業用機械を積載していない状態であれば、荷台面がフラットになりますので通常のトラックとしてお使い頂けます。高価なセフティローダー(スライダー)は、農期以外は駐車場の肥やしですがエレベーターゲート 力自慢!なら、普段使いのトラックと農業用機械運搬トラックの両方に使えちゃいます!
小型トラックなら、パチンコ、コンビニ、スーパーの駐車場の利用も可能です!

実際自分もエレベーターゲート 力自慢!の積載作業をやってみましたが、トラックの荷台への設置は驚くほど簡単でした。先ず地面に下りた車載プレートに乗用茶刈機を自走積載します。上記の画像のように、市販の簡易スロープを使えば荷台段差(10cm程度)の乗り上げもスムーズです。荷台に積載したら、付属のラッシングベルトで機械を固定します。左右に2本ラッシングレールがあるので、任意の位置に固定出来ます。また地面に近い位置で固定出来ますので、上で固定するより安全でラクチン!ここまで出来れば、終わったようなもの!後は、エレベーターゲート 力自慢!のリモコンスイッチで操作すれば映像のように手を触れなくても荷台に設置完了です。

【エレベーターゲート 力自慢!の仕様】
※数値は、4ナンバーの1.5tトラックに架装した場合を想定したものです

  • ベース車両:1.5tトラック以上をベースに設置が可能(1tトラック以下は不可)
  • 最大積載量:1350kg(※ベース車両の最大積載量に依存します)
  • 最大積載能力:2000kg(※ベース車両の最大積載量をオーバーしないで下さい)
  • 車載プレート寸法:全長約2300×全幅約1500mm(※ベース車両の車体寸法に依存します)
  • フロント固定スペース:全長約700mm×全幅約1500mm(※ベース車両の車体寸法に依存します)
  • 車載プレート仕様:竹床材、駆動チェーン2本、車載プレート上げ下げ有線リモコン仕様(オプション:ラジコン仕様)
  • 付属品:荷締めベルト×2セット
  • 用途:乗用茶刈機・小型トラクター・小型コンバイン・田植機・超小型ユンボなど公道を走行出来ない機械の運搬

エレベーターゲート 力自慢!
これは農機運搬の革命を起こすかもしれません!

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