2016年5月19日
Q:御社で販売されているシャーシUボルトや座金の表面処理の、カチオン電着塗装とはなんですか?
A:カチオン電着塗装とは、導電性のある水溶性塗料を入れたタンクに、被塗装物を浸漬し、被塗物を陰極(-)、電着槽内の隔膜室内に設置した極板を陽極(+)として、この間に直流電流を流すことで被塗物側に塗膜を析出さた後、硬化させて塗膜とする塗装システムです。
【特徴】
防錆性のすぐれた塗膜が得られる。
つきまわりが優れているので、塗り残しがない。
塗膜のタレ・ワキ・溶け落ちがない。
シャーシUボルトや座金など、トラックボディパーツで行われているカチオン電着塗装は、塗装目的の下地処理として行われております。通常は、カチオン電着塗装の上に更に塗装を行う事で、防錆効果が上がります。